早春 初夏
季節の移ろい




春が来る前に、「冬でもあり春でもある」季節があるのを、
我々日本人は、敏感に感じます。
立春が過ぎて、暖かい日や寒い日が、行きつ戻りつし、
関西では奈良のお水取りに雪がちらつき、それから暖かくなっていきます。

2005年 2月 11日

セツブンソウは、
種から花が咲くまでに3〜4年かかります。
4〜5年前から庭のあちらこちらに、
種を取り蒔きしてきたのですが、
なかなか群生とま
ではいきません。



昨年10輪ほど花を咲かせていた箇所に、
今年はまだ2輪しか咲いていません。
どうしたのかな?

白い雪割イチゲが咲き出しました。     サギゴケ

ルリイチゲ(雪割イチゲ)も、もうすぐ開花しそうです


木々は葉を落とし、草木も枯れていて、周り一面よく日が当たります。
そんな時期を狙って、咲く草花があります。
セツブンソウやユキワリイチゲです。

まだ虫も現れないようですが、小さな草花にとって、
花を咲かせるチャンスなのでしょうか。



リュウキンカが次々と咲きます。

カンアヤメが咲いています。


2005年 2月 22日


今朝はかなり冷えこんでいました。
ムラサキケマンの葉も風情があります。


カッコウソウの芽も寒そうです。



冬枯れした「シモバシラ」の茎に、
氷の結晶ができていました。
吸い上げられた水が、夜間の寒さに氷り、
茎を割って噴出して凍ったものです。
もっと寒い日には、大きな結晶になるのですが、
朝に弱い私には、撮れませんでした。
こちらは地面にできた氷の結晶「霜柱」です。



アズマシロガネソウが、水の流れの傍で
小さな花をつけています。



マンサクが鮮やかな花を付けています。




冬枯れの木立の中に咲くヤブツバキは、
周りが寂しいだけに、一段と目を引きます。

ユズは、誰が食べたのでしょう?



キッチンガーデンでは、クロッカスが、ブクプクと蕾を出しています。

2005年 2月 26日


梅が咲き始めています。




 フクジュソウを見付けました。
 今年も、見当はずれな場所を探していました。
もう少し早くから出ていたのでしょうか。


2005年 2月 28日


ルリイチゲ (ユキワリイチゲ)

花弁状に見えるのは萼片ですが、
晴れた日でないと、開いてくれません。

このところ朝方は晴れていても、
すぐに曇ってしまいます。
今年は、咲き始めてから2週間経ちますが、
未だに好い状態の花にお目にかかれません。

今日も残念ながら、この程度です。


キッチンガーデンでは、クリスマスローズが
咲いています。
花は、葉の下に隠れているので目立ちません。



2005年 3月 4日

フキノトウが顔を出しています。
ユキワリソウ



2005年3月 9日


ルリイチゲ (ユキワリイチゲ)

ようやく開いた花を見ることができました。


リュウキンカ
イヌフグリ
トサミズキの蕾が、
弾けそうなくらい膨らんできました。


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