PROFILE & CONSEPT
私達の想い


Miki    Shigekazu
三 木  繁 和 
Miki    Michiko
三 木  通 子



私達の思い  

草遊庭は、なによりも自分達が楽しんでいます。
私達の趣味と感性で、造っています。

私達は、野山が好きで、自然が好き。
ここ、草遊庭にあるのは、けっして珍しい花ではなく、
普通の野や山に咲く草花です。
そこに心の安らぎがあり、懐かしい雰囲気を味わっています。 


私達は、これまで、色々な所を訪ね、
庭や建物を拝見したり、たくさんの人に出会いました。
あちらこちらで、たくさんの感動と刺激をいただきました。

それらをエネルギーにして、
物を造り行動してきました。
そのような楽しみをさらに続けたくて、
草遊庭を造りました。

そうした同じものに感動し合える方々と、
出会いたい、話し合いたい。

お互いに刺激し合い、ともに楽しむ。
そこから新しいものが生まれたり、
楽しい意外性が生まれるかもしれない。
草遊庭は、そのような仲間の広場になればと思っています。
 


何事にも不慣れで、手探りの状態ですが、
これから少しづつ、挑戦していきたいと思っています。

楽しむために行っていくことで、その楽しみ(苦しみも含めて)を
分かち合っていただける方が少しでもいて下されば幸せです。



どうぞ楽しんでください。そしてして御感想をお話下さったり、
あなたの世界を紹介して下さればうれしいです。
 
何か気付かれたこと、又こんなことができたよ等、
知らせて下さることを楽しみにお待ちしています!


草遊庭のあゆみ

「草遊庭」の始まり
今、草遊庭のあるところは、栗と柿の木が数本ある藪でした。
1994年に芝生を敷き、家族や友達と楽しむために、バーベ
キューの炉を造くりました。
雑木林の好きな私達は、2〜3年経つうちに、ここを雑木林にし
たいと思うようになりました。
「草遊庭」の始まりです。

「草遊庭」の成長
だんだん夢がふくらんで、「同じような好みの方と輪を作りたい」
との思いから、私達夫婦の好みや感性に極力こだわって、庭を
少しずつ造っていきました。

雑誌を見たり、いろいろな庭を見せていただいたりして、何度も
何度も庭の図面を描きました。
植木屋さんに遊びに行っては、一緒に草遊庭へ来てくれる木を
見つけて、2トントラックで運んできて植えました。
(その木の一番、居心地の良さそうなところに)
百数十本の枕木を使っていますが、運搬も含めて、すべて私達
夫婦でおこなってきました。


以前の枕木の小径

本で見た柳生博さんの「八ヶ岳倶楽部」の庭に魅せられて、
2度も八ヶ岳まで行きました。
その時撮った写真は、枕木の小径ばかりです。
そんな風にして造った枕木の小径も、より山の中の小径のように
したいと、2年ほどで掘り起こして、今のような小径にしました。

今、振り返るとたいそうなことをしたものだと思いますが、少しづつ
おもしろがりながらしてきました。

現在の小径





「草遊庭」の山野草
山野草を買ってきて植え込んでも、なかなか育たないものもあり
ました。
そのころ「山野草の会」を知り、入会しました。

そこで、会長さんや先輩方に、山野草の魅力や育て方を教えてもらい
ました。
会長さんの「山野草は日本の文化だから、残していきたい。」との
お考えに接し、更に山野草に対する想いを強めました。

再度、庭を掘り返しては、造り直し、ようやく季節の野草が咲く
雑木林になりつつあります。

最近は、多くの方々から、山野草の種や苗をいただきます。
毎年50種類以上の山野草の種を購入しては、栽培に挑戦ています。
また、庭で咲いた花の種を採取して育てるなど、どんどんと
魅力のある庭になりつつあるのではないかと、自負しています。


ロフトから撮影

「草遊庭」の建物
夢でしかなかった草遊庭の建物も、多くの方々のおかげで、自然素材を
使った草遊庭らしい建物を建てることができました。
玄関などのドアには、私の作った鉄の取手を使ってもらいました。
椅子やテーブルも自作し、季節ごとに草花や木の実を飾って楽しんでい
ます。

庭の延長として、建物や灯り、テーブル、音楽、このHPまで含めて、
全体が「草遊庭」と言える雰囲気になってきたと思います。

 
灯り : 「雪割草B」
「草遊庭」の野草とは
草遊庭では、適度に手を入れてやることで、元々この土地に生えていた
野草を残していきたい。
できれば、原種の野生植物を増やしたいのですが、山野草店で売られて
いる園芸品種でも、原種本来の形や雰囲気を失っていない植物は、
取り入れたいと思います。

山野草個々の魅力も然ることながら、心が和む日本の野山の景色を
庭に写したいと考えています。


これからの「草遊庭」
キッチンガーデンやハーブガーデンを加えて、草遊庭でそれらを使って
料理や染めなどが楽しめるようにしていきていと考えています。

草遊庭は、自然と私たちの合作で、これからもどんどん変化していきます。