(13)2002年4月7日  

荒井姿水独奏会(薩摩琵琶の弾き語り)


このたび、思いがけず、薩摩琵琶の第一人者、
荒井姿水さんに、来ていただく機会を得ました。
平家物語から、「大原御幸」と「二度駆けの事」を
心に、琴線に触れる琵琶の音と語りで
演じていただきました。
 

 



演者 荒井姿水のプロフィール

薩摩琵琶錦心流中谷派襄水会を主宰。
幼少より父・襄水について琵琶を習う。
のち、古典を松田清水師に、
現代邦楽を杵屋正邦師に師事する。
1980年日本琵琶楽コンクールで第1位入賞、
文部大臣奨励賞、
NHK会長賞などの受賞歴がある。
現在、国内外で活発な演奏活動を行う。


 

昨年、姿水さんの「敦盛最期」を聴きました。
若い平家の公達の敦盛の心のうち、熊谷直実の討たねばならないという立場、心情
ひしひしと伝わってきて涙があふれました。

この度、その姿水さんを草遊庭にお迎えできましたこと
本当に嬉しかったです.
姿水さん!すばらしい演奏ありがとうございました。
演奏の前後の話の中でも暖かなお人柄が滲み出て、
すっかりファンになりました。

姿水さんとのご縁をいただいた、
「出逢庵」の上田さんに心より感謝いたします。

お出でいただいた皆様!
すばらしい時を共に過ごせましたこと嬉しくおもっております。
本当にありがとうございました。

また、人数に限りがあり、参加していただけなかった方々、
次のご縁をどうぞ楽しみになさってください。